「しばらくランニングを休んでいてまた始めようと走ってみたら、ズキズキと膝の外側に痛みが出てきた」
「昨日は体調も良かったからいつもより1時間も多く走ってしまったら、うまく足を上げられなくなった」
もしかして、あなたのその症状・・ランナー膝かもしれません。
目次
ランナー膝とは?
ランナー膝というくらいですから、主にランニングをしていて引き起こされるスポーツ障害のことです。
専門的には腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)と呼ばれています。
腸脛靱帯?なんだか聞きなれない言葉ですね。
簡単に言うと、腸脛靱帯が膝の外側の骨と摩擦を起こして炎症が出て、結果痛みが出るというものです。
筋肉の硬さが腸脛靱帯炎を呼ぶ!
腸脛靱帯は太ももの外側にあり、お尻や太ももにある筋肉の動きに合わせて動きます。
しかし、動くと言っても、そもそも靱帯という組織は筋肉のように伸びたり縮んだりはしないんです。
ですので、お尻や太ももにある筋肉が固まったままだと腸脛靱帯はピンと張られたギターの弦のように引っ張られてしまいます。
よく痛みが出ているところではなく全体に原因があると聞きますが、まさにこの腸脛靱帯炎はそれに当たりますね。
膝だけをいくらケアしても改善はされないんですね。
ランナー膝の原因
ランナー膝の起こる一番の原因は、使いすぎによるいわゆる「オーバーユース」です。
オーバーユースの例
- 過度な距離、時間を走る
- 休息を取らない
- コンクリート上での走り込みを長時間続ける
- 下り坂等での練習が多く筋肉にかかる負荷が大きい
- O脚などで、片足に負担がかかりやすい
他にも、足に合わないシューズを履いて練習をしたり、走り始めのストレッチ不足なども原因に挙げられます。
今日はめんどくさいからいいや、と走り始めている方もランナー膝予備軍というわけです。
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痛みがあるのに我慢していると・・?
ランナーの多くが実は痛みに疎いって知っていましたか?
しかもこのランナー膝、初期段階では少し休めば痛みがなくなったように感じるんです。
しかし、これがとても危険なんです!
痛みがないように見えて、ランニングを続けるたびに痛みの度合いが大きくなっていき、ついには痛みが消えなくなってしまうのです。
おかしいな、と思ったら無理をせず休養をとることと整骨院へ行くことをお勧めします。
ランナー膝との戦い!
「練習では大丈夫だったけど、なんだか最近違和感があるかも・・」
「マラソン大会中にランナー膝になったら嫌だなぁ・・」
ストレッチも日頃からしていて、練習量も適切にしている。
それでも、私たちにプロのマネージャーがついているわけではありません。
アマチュアのランナーの独学練習で、筋肉痛も起きない・怪我もしない、そんな完璧な練習はできませんよね。
じゃあどうしたらいいのでしょう?
そこで、登場するのが「膝サポーター」です!
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サポーターの効果
膝に当てるタイプのサポーターをつけたことがある人はわかるかと思いますが、これ、かなり動きづらいんですよね。
「そんなの走りにくくてダメ!」
いえいえ、だからいいんです。
膝を動かす範囲が少ないということは、それだけ負担がかかっていないということ。
最初は違和感を感じるかと思いますが、何回かつけていると膝や筋肉が正しい位置で動いていることを実感出来るかと思います。
ランナー膝予防のサポーターもあるみたいです。
続いて、サポーターの種類もいくつかご紹介しますね。
オススメのサポーターを紹介!
【ZAMST(ザムスト)のEK-1】
出典;ZAMST
膝サポーターをつけたことがないという方にオススメの軽めのサポーターです。
また、ランニング中に痛みが出た場合にも手軽につけることができます。
【ZAMST(ザムスト)のRK-1】
出典;ZAMST
膝の外側へ負担のかかるような動きを少なくしてくれる、まさにランナー膝対策用サポーター!
上下にベルトによりしっかり装着することができます。
【FREETOOの関節靱帯保護サポーター】
出典;amazon
ウェアーにも響かないデザインで人気なのが、このFREETOOの関節靱帯保護サポータータイプです。
テーピングのようなフィット感があり、走りを邪魔しないのもいいですね!
【MCDAVIDのM425 ニースタビライザー】
出典;MCDAVID
サポーターといえば、MCDAVID(マグダビッド)!
しっかり支えたいという方には安定感のあるこちらのニースタビライザーがオススメです。
また、こちらの商品は低アレルギー性素材を使用しているのでアレルギーの方も安心ですね。
【MCDAVIDのM4191 ショートニーラップ】
出典;MCDAVID
自然なつけ心地で、ゴツゴツタイプが苦手な方も大丈夫です。
折りたたみもできるタイプなので持ち運びもラクラクです。
みなさんにあったサポーターはありましたか?
楽しいランニングライフが送れるよう応援しております!